いしがき、なび。

CAVE SEA & LIMESTONE

伊原間サビチ洞

IBARUMA SABICHI CAVE

暗い洞窟を抜けた先で、北部の海が突然明るく開く。

鍾乳石の通路を進み、出口の光へ近づく。その先に待つのは、浅い海と風に削られた奇岩です。洞内から海岸までの歩き方、潮位、料金、服装を現地の順路に沿って案内します。

01FIRST VISIT GUIDE

鍾乳洞の出口が、そのまま海への入口になる。

入口ではまだ、洞窟の先に海があることを想像しにくい。

受付を離れて洞内へ入ると、外の明るさはすぐ背後へ消えます。足元の湿り気と小さな照明を頼りに進むうち、天井から垂れる鍾乳石や、床から伸びた石筍が近い距離に現れます。

通路の終盤で白い光が見え始め、岩の裂け目を抜けると潮の匂いと風が一気に入ってきます。伊原間サビチ洞の印象を決めるのは、洞内だけではなく、この暗さから海へ切り替わる瞬間です。

海岸側へ歩ける範囲は潮位に左右されます。洞窟に入れる日でも、海辺の奇岩まで進めるとは限りません。潮の高さと現地案内を見て、その日の折り返し地点を決めます。

AT A GLANCE

伊原間サビチ洞を訪れる前に

営業時間、料金、潮位、歩く場所、設備を先に見ておくと、北部ドライブへ組み込みやすくなります。

01
営業時間
9:30〜17:00

最終入場16:30

02
料金
大人1,200円

小人600円(4歳〜中学生)

03
見どころ
洞内から海へ

鍾乳石・石筍・奇岩

04
潮位
海岸側に影響

満潮時は進みにくい場合あり

05
滞在目安
45〜90分

海岸側の範囲で変わる

06
設備
駐車場・トイレ

自販機あり/食事処なし

CHAPTER 01ABOUT SABICHI

伊原間サビチ洞とは

鍾乳洞を見たあと、そのまま海岸へ歩いて出られる北部の洞窟。

公式案内では、石垣島が海底から浮上した時代に生まれた鍾乳洞として紹介されています。

伊原間集落の近くにあるサビチ洞は、入口から鍾乳石の並ぶ通路を歩き、反対側の海岸へ抜ける順路が特徴です。洞内だけで完結せず、暗い岩の中から青い海へ景色が切り替わります。

公式サイトでは、石垣島ができた約2億7000万年前に海底から浮上した鍾乳洞と説明されています。洞内には石筍や石柱があり、出口の先では海風にさらされた岩の形まで続けて見られます。

OFFICIAL NAME
伊原間サビチ洞
FEATURE
海へ抜ける鍾乳洞
LOCATION
石垣島北部・伊原間

CHAPTER 02FROM CAVE TO SEA

入口から海へ抜けるまで

出口の白い光が見えてから、潮の匂いが届くまで。

順路の前半と後半では、音、明るさ、足元の感触がまるで違います。

入口付近は照明のある洞内通路です。頭上の鍾乳石だけに気を取られず、濡れた場所や小さな段差を見ながら歩きます。奥へ進むほど外の音が薄れ、滴る水の音が近くなります。

やがて正面に出口の光が入り、岩の輪郭が黒く浮かびます。海岸側へ出ると風が通り、足元は洞内の舗装された通路から砂、岩、湿った地面へ変わります。

PHOTO JOURNEY

暗い通路から海岸へ、景色が変わっていく。

伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 1
伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 2
伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 3
伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 4
伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 5
伊原間サビチ洞の洞内から海岸へ続く現地風景 6

CHAPTER 03LIMESTONE FORMATIONS

鍾乳石・石筍・石柱を見る

形の名前を覚えるより、岩の重なりと水の跡を近くで見る。

照明が当たる場所と暗い場所で、表面の凹凸や色が変わって見えます。

天井から下へ伸びる鍾乳石、床から盛り上がる石筍、その両方がつながった石柱が洞内に点在します。滴る水が通った筋や、薄いひだのような表面も見どころです。

通路から手が届きそうな距離にあっても、触れずに見ます。濡れた岩は光を強く返すため、写真では露出を下げると質感が残りやすくなります。

照明に照らされた伊原間サビチ洞の鍾乳石と岩肌
LIMESTONE DETAIL照明の当たる場所では、鍾乳石のひだと水の筋が浮かび上がる。

CHAPTER 04COAST & ROCKS

出口の先に広がる海岸と奇岩

浅い海の前に、波と風に削られた岩が立つ。

サビチ洞の海岸側では、鍾乳洞とは異なる時間が刻まれた岩の形を見られます。

洞窟を出た海岸では、根元が細く削られた岩や、表面に植物を載せた奇岩が目に入ります。海は遠浅に見えますが、足元には尖った岩と濡れた藻が混じり、歩く速さは自然と落ちます。

公式案内で「キノコ岩」と呼ばれる場所まで進めるかは、潮位が目安になります。海が近い日は岩場の通路が狭くなるため、景色が見えていても手前で戻る判断が必要です。

伊原間サビチ洞の海岸に立つキノコ状の奇岩
COASTAL ROCKS潮が引いた海岸に、根元を細く削られた岩が現れる。

CHAPTER 05TIDE & WEATHER

潮位と天候で変わる歩ける範囲

鍾乳洞は開いていても、海岸側の奥まで進めない日はある。

満潮、波、雨のあとの足元を見て、海岸側の滞在を調整します。

01

LOWER TIDE

奇岩へ近づきやすい時間

潮が低いほど海岸の地面が現れやすくなります。岩の濡れと波の届く位置は別に見ます。

02

HIGHER TIDE

洞窟出口付近で折り返す

満潮時は海側へ抜けにくい場合があります。進める幅が狭い日は手前から景色を見ます。

03

RAIN & WIND

洞内と海岸を分けて考える

雨の日でも洞内を歩ける場合がありますが、濡れた階段と海岸の風は別の条件です。

CHAPTER 06SHOES & STEPS

服装・靴・階段と足元

洞内の濡れた床と、海岸側の岩場を同じ靴で歩く。

滑りにくい靴、両手が空く荷物、暗さに目が慣れる速さが大切です。

サンダルより、靴底に溝のあるスニーカーが歩きやすい場所です。洞内には湿った箇所があり、海岸側では砂、岩、苔のついた地面が続きます。

海岸へ下りる順路には階段と手すりがあります。帰りは上りになるため、暑い日は飲み物を持ち、洞内へ戻る時間まで考えて歩きます。

ON-SITE DETAILS

洞内の造形、案内板、階段まで、歩く前に見ておきたい現地の表情。

伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 1
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 2
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 3
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 4
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 5
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 6
伊原間サビチ洞の洞内設備・案内・階段・海岸風景 7
  • 滑りにくいスニーカーを選ぶ

  • 両手が空く小さなバッグにする

  • 洞内では走らず、明暗の変化を待つ

  • 海岸側へ行く日は飲み物を持つ

  • 歩行に不安がある場合は施設へ事前に相談する

CHAPTER 07ACCESS & PARKING

伊原間サビチ洞へのアクセス・駐車

北部へ入る前に、帰りの移動と閉場時刻まで決めておく。

新石垣空港から車で約20分、市街地の離島ターミナル周辺から約40分が公式案内の目安です。

01

RENTAL CAR

レンタカーで向かう

空港から約20分

国道390号を北へ進み、伊原間周辺の案内看板から施設へ入ります。北部ドライブの前半に組み込むと、最終入場時刻を気にせず歩けます。

SUITABLE FOR
北部を巡る方
CHECK
帰路の給油と日没
02

TAXI

タクシーで向かう

帰りの迎車を先に手配

市街地から距離があるため、片道利用だけでなく帰りの車も考えます。滞在時間は潮位と海岸側の歩行範囲で前後します。

SUITABLE FOR
運転しない方
IMPORTANT
迎車時刻を固定しすぎない
03

LOCAL BUS

路線バスで伊原間方面へ

本数と徒歩区間を事前に調べる

伊原間方面の路線はありますが、観光の自由度は車より下がります。利用する停留所、施設までの徒歩、帰りの便を東運輸の最新時刻表で見ます。

SUITABLE FOR
時間に余裕がある方
CHECK
最終便と休館情報

PARKING & FACILITIES

駐車場と現地設備

公式案内では駐車場、トイレ、自動販売機が案内されています。食事処はありません。

PARKING
駐車場あり

混雑時は現地誘導に従う

TOILET
トイレあり

洞内へ入る前に利用

DRINK
自動販売機あり

海岸側へ行く前に用意

RESTAURANT
食事処なし

食事は別の場所で計画

LAST ENTRY
16:30

海岸側まで歩く日は早めに

PHONE
0980-89-2121

営業状況の問い合わせ

ARRIVAL CHECK

到着前に見ておくこと

  1. 01

    潮位と海岸側の状況

    奇岩まで進みたい日は、到着から帰路までの潮の動きを見ます。

  2. 02

    営業状況と最終入場

    臨時変更がないか、公式サイトや電話で訪問前に見ます。

  3. 03

    靴と飲み物

    洞内だけか海岸まで歩くかで、必要な装備が変わります。

※営業時間、料金、潮位による通行範囲、路線バスは変更される場合があります。訪問前に公式情報と現地案内をご覧ください。

CHAPTER 08TRAVEL PLAN

滞在時間から選ぶ回り方

洞内だけを見る日と、海岸の奇岩まで歩く日。

潮位、足元、北部の次の予定に合わせて、折り返す場所を変えます。

01 · CAVE WALK

約40〜50 MINUTES潮位が高い日や雨の日に

洞内を中心に、出口の海を見て戻る。

鍾乳石と出口の景色を見て、海岸の奥へは入らない回り方です。

  1. 00 min
    受付・トイレ

    靴と荷物を整えます。

  2. 10 min
    洞内を歩く

    鍾乳石と岩肌を見ます。

  3. 30 min
    出口から海を見る

    潮位が高ければ手前で折り返します。

  4. 45 min
    受付へ戻る

    同じ通路をゆっくり戻ります。

03 · NORTH DRIVE

約3〜4 HOURS石垣島北部を半日で巡る日に

サビチ洞と玉取崎、平久保崎をつなぐ。

洞内で歩いたあとは展望台を一つ選び、日没前の帰路を確保します。

  1. 1st
    伊原間サビチ洞

    午前から昼に入場します。

  2. 2nd
    伊原間周辺で休憩

    飲み物と靴を整えます。

  3. 3rd
    玉取崎または平久保崎

    天候と帰路で一つを選びます。

CHAPTER 09FAQ

伊原間サビチ洞のよくある質問

潮位、雨、所要時間、靴、子ども連れ。

現地で迷いやすい点をまとめました。

Q01満潮でも入場できますか?

ANSWER

洞内へ入れても、海岸側へ抜けにくい場合があります。受付でその日の通行範囲を聞き、海が近い日は出口付近で戻ります。

Q02キノコ岩まで歩ける潮位は?

ANSWER

公式案内では潮位およそ70cmが目安として紹介されています。波や天候で条件は変わるため、数値だけで判断しません。

Q03雨の日にも行けますか?

ANSWER

洞内を見学できる場合はありますが、床や階段が濡れ、海岸側は風と波の影響を受けます。営業状況を訪問前に見てください。

Q04どんな靴が歩きやすいですか?

ANSWER

靴底に溝のあるスニーカーが向いています。海岸まで歩く日は、サンダルや滑りやすい靴を避けます。

Q05子どもと一緒に歩けますか?

ANSWER

4歳から小人料金が設定されています。暗さ、濡れた床、階段、海岸の岩場があるため、年齢と歩行状況に合わせて出口付近で戻る選択も考えます。

Q06予約は必要ですか?

ANSWER

通常の見学条件や団体利用については、公式サイトまたは施設へ直接問い合わせるのが確実です。

Q07石垣島鍾乳洞との違いは?

ANSWER

伊原間サビチ洞は、洞内を歩いた先で海岸へ抜ける順路が大きな特徴です。市街地から離れた北部にあり、潮位も滞在内容へ影響します。

CHAPTER 10INFORMATION & MAP

基本情報・Googleマップ

料金と最終入場、潮位、北部までの移動を最後に見る。

公式案内をもとに、訪問前に必要な情報をまとめています。

BASIC INFORMATION

基本情報

名称
伊原間サビチ洞公式サイトでは「サビチ鍾乳洞」とも表記
読み方
いばるま さびちどう
英名
IBARUMA SABICHI CAVE
所在地
沖縄県石垣市伊原間185-44
営業時間
9:30〜17:00最終入場16:30
定休日
なし臨時変更は公式情報を確認
料金
大人1,200円/小人600円小人は4歳〜中学生
滞在目安
45〜90分潮位と海岸側の歩行範囲で変わる
見どころ
鍾乳石・石筍・石柱・海へ抜ける出口・海岸の奇岩
空港から
車で約20分公式案内の目安
市街地から
離島ターミナル周辺から車で約40分公式案内の目安
駐車場
あり混雑時は現地誘導に従う
トイレ
あり
設備
自動販売機あり/食事処なし
電話
0980-89-2121
海岸側
潮位により通行範囲が変わる公式案内では潮位約70cmがキノコ岩までの目安
服装
滑りにくい靴・動きやすい服・飲み物

※料金・営業時間・通行範囲は変更される場合があります。訪問前に公式サイトまたは施設へお問い合わせください。

LOCATION

伊原間サビチ洞の地図

沖縄県石垣市伊原間185-44

MAP CAPTION

伊原間の案内看板から施設へ入る。北部の帰路と最終入場を先に考える。

路線バス利用時は、利用停留所から施設までの徒歩区間と帰りの便を最新時刻表で見てください。

掲載情報確認日:2026年8月1日