PRAYER BEFORE COMPETITION
船を海へ出す前から、海神祭は始まっている。
漕ぎ手が船へ乗り込むまでには、 船の準備、祈願、地域ごとの儀礼などが行われます。
観客から見える競漕は行事の一部であり、 海と共に暮らしてきた人々の祈りがその根底にあります。
EXPLORE ISHIGAKI
TRADITION SEA FESTIVAL
KAISHINSAI & HARI
鉦の音と櫂が刻む、八重山の夏の始まり。
海上平穏と豊漁を祈り、海人たちが爬龍船を漕ぐ旧暦5月4日の伝統行事。
※開催日・会場・プログラムは年や地域によって変わります。
01 FIRST VISIT GUIDE
ハーリーは、爬龍船の速さだけを楽しむイベントではありません。
海神祭は、旧暦5月4日に八重山各地で行われる 海上平穏と豊漁を祈る伝統行事です。
会場では爬龍船による競漕が行われ、 鉦の音、漕ぎ手の掛け声、櫂が水を打つ音に包まれます。
観光客も見学できますが、 地域の祈りと海人の文化を受け継ぐ行事であることを忘れず、 進行や関係者の動線を妨げないことが大切です。
AT A GLANCE
開催日、祈りの意味、競漕、地域行事としての性格を押さえます。
新暦の日付は毎年変わります
旧暦5月4日を表す島の言葉
海と共に暮らす人々の願い
地域や会場ごとに内容が異なります
CONTENTS
行事の意味、競漕の見どころ、地域ごとの違い、 見学時の注意点をまとめています。
CHAPTER 01 ABOUT THE FESTIVAL
海への祈りが海神祭。その中心で行われる競漕がハーリー。
同じ意味で使われることもありますが、 行事全体と競漕を分けて考えると内容が分かりやすくなります。
PRAYER BEFORE COMPETITION
漕ぎ手が船へ乗り込むまでには、 船の準備、祈願、地域ごとの儀礼などが行われます。
観客から見える競漕は行事の一部であり、 海と共に暮らしてきた人々の祈りがその根底にあります。
KAISHINSAI
海上平穏や豊漁を祈り、 海へ感謝を捧げる行事全体を表します。
HARI
爬龍船を漕いで速さや技を競う、 海神祭を象徴する競漕です。
LOCAL FESTIVAL
会場や島によって、 競技種目、祈願、進行が異なります。
CHAPTER 02 PRAYER & CALENDAR
ユッカヌヒーは、海の恵みと安全を願う日。
開催日は旧暦を基準に決まるため、 新暦では毎年異なる日になります。
LUNAR CALENDAR
5.4
ユッカヌヒー
「ユッカヌヒー」は、 旧暦5月4日を表す言葉です。
太陽暦のカレンダーでは毎年日付が変わるため、 旅行前にはその年の正式な開催情報を確認する必要があります。
地域によっては同日ではなく、 準備や潮の状況などに合わせて日程を調整する場合もあります。
SAFE VOYAGE
漁や航海に出る人々が、 無事に港へ戻れるよう願います。
ABUNDANT CATCH
海から十分な恵みを受け、 地域の暮らしが続くことを祈ります。
GRATITUDE
海を競技の場所ではなく、 命と暮らしを支える存在として敬います。
CHAPTER 03 RACES & HIGHLIGHTS
速さだけでなく、祈り、技術、地域の誇りを競う。
種目の意味を知っておくと、 同じ爬龍船競漕でも見え方が大きく変わります。
BEFORE THE BOATS START
会場には地域や組を示す旗が並び、 漕ぎ手や関係者が船を整えて出番を待ちます。
レースだけを見るのではなく、 出艇前の緊張感や地域ごとの装いにも注目してみましょう。
UGAN HARI
海上平穏と豊漁を願い、 行事の始まりに行われる重要な競漕です。
競技としての勝敗以上に、祈願の意味を持ちます。CAPSIZE HARI
船を扱う技術や乗組員同士の連携が問われる、 特徴的な種目です。
会場の安全区域を守り、進行を妨げず観覧します。AGARI HARI
各組の力と誇りがぶつかる、 行事の終盤を飾る主要な競漕です。
漕ぎ手の呼吸と船が伸びる瞬間に注目です。WHAT TO WATCH
CHAPTER 04 REGIONAL FESTIVALS
同じ旧暦5月4日の祈りでも、港や集落ごとに受け継ぎ方が違う。
大規模な競漕大会から地域中心の海神祭まで、 会場の規模、競技、進行、観覧方法は一つではありません。
ONE PRAYER, MANY FORMS
海神祭は、八重山全体で一つの会場に集まって行われる 単一のイベントではありません。
石垣島の市街地、各集落の港、離島の船着場など、 海と共に暮らしてきた地域ごとに行われます。
同じ年でも開催日や開始時間が異なる場合があるため、 訪問する地域ごとの案内を確認する必要があります。
CITY COMPETITION
石垣漁港を主会場として、 複数のチームが参加する大規模な競漕大会です。
2026年は6月18日に石垣漁港で開催されました。LOCAL PORT FESTIVAL
地域住民や漁業関係者を中心に、 祈願と競漕が受け継がれています。
観光客向けの案内が少ない会場もあります。REMOTE ISLAND FESTIVAL
西表島白浜など、 離島の港や船着場でも独自の海神祭が行われます。
船便と宿泊を含めた事前確認が必要です。CHECK EACH FESTIVAL
CHAPTER 05 VISITOR GUIDE
港は観客席ではなく、船と人が動き続ける行事の現場。
安全区域と地域の進行を優先しながら、 日差し、雨、濡れた足元にも備えて観覧しましょう。
BOAT ROUTE
船を海へ下ろす場所や、 漕ぎ手が移動する通路を空けてください。
SAFETY LINE
岸壁や桟橋では、 主催者が設けた観覧区域から見学します。
PHOTOGRAPHY
三脚や大きな機材で通路をふさがず、 関係者を至近距離から撮影しないようにします。
PRAYER
御願や儀礼が行われている間は、 会話や移動を控えて見守ります。
CHILDREN
岸壁や濡れた斜面へ近づかないよう、 必ず大人が付き添ってください。
LOCAL LIFE
私有地や作業場所へ入らず、 ごみは持ち帰りましょう。
WHAT TO BRING
こまめに水分を取れるよう準備。
周囲の視界を妨げない帽子を使用。
混雑時は傘よりレインウェアが安全。
岸壁や濡れた路面を歩ける靴を選択。
CHAPTER 06 EVENT INFORMATION
日付だけでなく、会場、開始時間、観覧方法まで最新情報を確認。
海神祭は毎年更新が必要な行事です。 過去の開催情報だけで旅行計画を決めないようにしましょう。
LATEST STATUS
※次年度の日程・会場・プログラムは、正式発表後に更新します。
BASIC INFORMATION
2026 MAIN VENUE
VENUE MAY CHANGE
次回も同じ会場で開催されるとは限りません。 最新の開催案内を確認してください。
ACCESS GUIDE
FROM THE CITY
宿泊先から徒歩またはタクシーで向かえるか、 当日の地図で確認します。
FROM THE AIRPORT
路線バスやタクシーで市街地へ移動し、 その年の会場へ向かいます。
ON EVENT DAY
車両進入や駐車場所について、 主催者の当日案内を優先してください。
FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
開催日、会場、観覧方法について、 旅行前に確認したい内容をまとめました。
旧暦5月4日を基本に開催されます。 新暦では毎年日付が変わるため、 旅行する年の正式な開催日を確認してください。
石垣漁港の大会以外にも、 石垣島の各地域や西表島などで海神祭が行われます。 会場ごとに日程と内容が異なります。
一般観覧が案内されている会場では見学できます。 ただし、船の準備場所や祈願区域へ立ち入らず、 主催者の誘導に従ってください。
雨だけでなく風や海況によっても判断が変わります。 開催当日に主催者や観光案内の最新情報を確認してください。
一般観覧区域では現地の案内に従ってください。 関係者の動線をふさがず、 祈願中や住民の撮影には配慮が必要です。
駐車方法は会場と年によって異なります。 過去の駐車情報を前提にせず、 その年の交通案内を確認してください。
掲載情報確認日:2026年7月21日
EXPLORE ISHIGAKI ISLAND CULTURE
海の祈りから、島の祭り、歴史、暮らしへ。
八重山に残る行事や史跡を巡りながら、 自然と共に生きてきた島の文化を知ることができます。
SHICHI FESTIVAL
五穀豊穣と地域の繁栄を願う、西表島の伝統行事。
海神祭とは異なる季節と祈りを通して、 島の年中行事を知ることができます。
FURUSUTO-BARU RUINS
石積みと生活跡から、中世八重山の集落を読む。
海を望む丘陵に残る遺跡を歩き、 島の暮らしと交易の歴史に触れます。
TOJIN TOMB
海を越えた人々と、石垣島に残された追悼の記憶。
1852年の事件を通して、 石垣島と東アジアの海の歴史を知る場所です。
KAISHINSAI AND HARI, YAEYAMA ISLANDS