いしがき、なび。
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於茂岳は、石垣を代表する山であり沖縄県でも最高峰の標高526メートルある霊山である。照葉樹林に覆われているが、山頂付近にはリュウキュウチクで覆われた背の高い草地となっている。 山麓の北には荒川のカンヒザクラ自生地として国の天然記念物に指定されており、周辺には国の天然記念物に指定されているカンムリワシやリュウキュウキンバトや県指定の天然記念物のアサヒナキマダラセセリなど動植物が周辺に多く生息している。
古くから霊山として信仰の中心的な山であり、地元では「ウムトゥダキ」 と呼ばれ山名の「ウムトゥ」は「島の大本」を意味し、琉球国由来記 によると名蔵村の御嶽は於茂登の神「ウムトゥテラシイ」の拝礼所で 於茂登の神を祀る祭事が島内の多くの御嶽で行われたと伝えられている。